No.5 Stonehengeに来たものの‥

大学が10月に始まるから早めの9月に来たところがさっさと家が見つかったので観光。一応見ておくべきかなと、御存じStonehenge。ロンドンからSalisburyまで電車で1時間30分。我ながらベタな所に来たなと思いながらバスヘ。←はバスチケット。ビンゴか?40分ほとで見えてきた見えてきた、大きいのか小さいのか良く分からないスケール感。くるっと一周まわる遊歩道があって止まらずに見れば5分程か。それで£4(約800円)は高いか安いか。

思っていた程の迫力もなく、すぐ近くまでも行けないようになってるのでどうしても→こちらの方が気になって‥周りは一面の原っぱの丘陵地でのどかさ全開。天気もよくって広々しててイイんだけど、なんかもひとつ物足りないのでサテ、どうしたものか?ほんとに周りになんにもないので仕方なく帰りのバスへ。うちの夫婦はこういう「名所」をありがたく楽しむことができないバチあたりでこうなると非常に困ってしまうのだった。ところが‥

うれしい誤算とはこのことか!Salisburyの街は基本的にはStonehengeへのハブと見られがちだが実はイングランド一高いソールズベリ大聖堂(120m!)が静かにかつ荘厳に佇む落ち着いた立派な街だ。大聖堂は1220〜58年にかけて建てられたゴシックの傑作で、教会にはそんなに興味がなかったけれどそんな些末な気持をブッ飛ばしてしまうほどの迫力。とても写真では迫力が伝わらない。宗教建築にこんなに圧倒されたのは久しぶりだ。一見の価値十分にあり。

 


スケールはこんな感じ。右上の写真の下が←で、その上にまだ尖塔がそびえたってるから‥想像すべし。こんなでっかいレンガ造りで地震大丈夫?と思ってしまいました。→中庭。なんだか最高。この頃には今日の目的はすっかりここになっていたのでした。

中庭を回遊する回廊。おやじとネコは常連か。なぜか半袖。天気はいいけど風が冷たくてこっちはウインドブレーカー着込んでるのに。その後気がついたがこちらでは不思議なぐらい薄着なやつが多い。あとヘソだしギャル。セーターが要るなっと思って外を見たら半袖ヘソだしがウロウロ。なんで?肉襦袢か?ま、こんなところで話すことじゃないけど。

聖堂内部。もうすっかり言葉失ってます。→イギリスのいいところはこういう人が集まる場所には気持のいい空間のカフェがあるってこと。味はさておき開放感あふれてて良かった。

内部ディテール。左はなんだったかな?グルグル。つい立てやったかな?こういうところへいくとどうもディテールに目が行ってしまって後で写真を見てなにこれ?ということがよくある。ステンドグラスにもびっくり。もちろん偏見だけどステンドグラスってもう少しちゃちいモノと思ってたけど、すっかり改宗。圧倒されました。

街はこんな感じ。結論。もし誰かを案内することになったらこの街に来て、それでもまだ時間があったら「ついで」にStonehengeへ行く、というのが正しい観光ガイド。

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